8月13日(土)。早朝7時35分スバン発のファイアフライ航空FY2100便で、8時35分にマレー半島東海岸のクアラトレンガヌ空港に到着。
クアラトレンガヌ到着
プロペラ機のタラップを降りると、「立花さんですか」と同じ便で到着した日本人乗客に声を掛けられる。ブログの読者さんだった。いやいやこんなマレー半島の田舎町まで来ても、ブログの読者さんに出遭えるなんて、本当に嬉しいことだ。いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ファイアフライ航空の使用機材はほとんどプロペラ機
田舎町といって、それ以上でもそれ以下でもない。クアラトレンガヌはまさに田舎町。高層ビルはほとんどなく、大きな庭をもつ平屋の一軒家がずらりと立ち並んでいる。
早速、タクシーをチャーターして観光に出かける。まずは街の新しいシンボル、クリスタル・モスク (Masjid Kristal)。少々不謹慎な表現だが、巨大ミラーボールのような、キラキラと輝くゴージャスなモスクである。どちらかというと、観光用のモスクといった位置付けではないと、地味な街に少々派手な建築物があったほうが、鮮烈なコントラストで印象が残るかもしれない。
クリスタル・モスク
次に向かうのは、フローティング・モスク。正式名称は、「トゥンク・テンガー・ザハラ・モスク(Masjid Tengku Tengah Zaharah)」。クリスタル・モスクとはまったく異なるイメージで、清楚で上品さが漂う。純白に彩られ、水上に浮かんでいるように見えるため、「フローティング」という名称を得たのだろう。
フローティング・モスク
3番目のスポットは、イスタナ・マジア宮殿(Istana Maziah)。スルタンの戴冠式や国賓迎賓、皇室成婚式など各種祝典行事専用の宮殿として建てられたという。
イスタナ・マジア宮殿(Istana Maziah)
いよいよ昼時になるが、ローカルの市場に立ち寄って見学を終えると、そのまま中華街(Jalan Kampung Cina)へ向かう。マレー半島の東海岸は基本的にマレー人の世界であるが、想像以上に大きい規模の中華街がここクアラトレンガヌに存在している。
クアラトレンガヌの中華街(Jalan Kampung Cina)
ランチは中華街にある「Madam Bee’s Kitchen」で、名物のナシケラブ(Nasi Kerab)を食べる。マレー語では、ナシ(Nasi)はご飯、ケラブ(Kerab)はサラダという意味で、要するに「ライスサラダ」のことである。花草からとった色素で染めた青いご飯にいろいろ具材を混ぜて食べる料理である。
ナシケラブ(Nasi Kerab)