ムスリム労務管理(4)~報連相不得意な従業員への教育
S. Tachibana
<前回> 日系企業において、マレー系従業員のマネジメント課題として頻繁に指摘されるのが、「報連相」、すなわち報告・連絡・相談の不足である。 業務上の問題点を上司に共有せず、情報が末端で滞留したまま…
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ムスリム労務管理(3)~議論を推奨する
S. Tachibana
<前回> 業務を円滑に推進し、期待された結果を達成するために、議論が必要である。イスラム教では、知識を深め、真理を追求するために議論や対話が奨励されている(Encouragement of Deba…
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ムスリム労務管理(2)~自己責任を取れ
S. Tachibana
<前回> 従業員がミスをしてしまい、責任逃れをしようとする。イスラム教では、個人の行動に責任(Accountability)を持つことが強く求められている。 根拠となるコーランの章句:「人は、自分…
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ムスリム労務管理(1)~自分の欠点から逃げない
S. Tachibana
ムスリム従業員の管理において、非ムスリムの管理職がイスラム教に関する十分な理解を持つことは不可欠である。毎日の礼拝(サラー=sala)、ラマダン中の断食、金曜礼拝(ジュムア=Jumu'ah)への参加…
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ラマダンの初日、ムスリム学生と私の対話
S. Tachibana
本日はラマダンの初日。私がMJIIT(マレーシア日本国際工科院)の教え子たちとの対話を以下に一部和訳して転載する――。 【立花】 今日からラマダンが始まるにあたり、敬虔なイスラム教徒である私の学生…
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対策~マレーシアにおける生産性の議論
S. Tachibana
<前回>『背景~マレーシアにおける生産性の議論』 【説明】本記事では、マレーシアにおける企業経営や労働現場でよく議論される「生産性」について、特に異なる民族背景を持つ従業員間での比較に焦点を当てます…
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背景~マレーシアにおける生産性の議論
S. Tachibana
【説明】本記事では、マレーシアにおける企業経営や労働現場でよく議論される「生産性」について、特に異なる民族背景を持つ従業員間での比較に焦点を当てます。なお、これは決して人種差別を助長する意図ではなく…
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【事例】ムスリムに日本食が不適?迷惑な親切心
S. Tachibana
クアラルンプールの某和食店。刺身系なのに、なぜ「ムスリムに不適」と、自ら張り紙を出して客を拒否するのか?フェイスブックに投稿したら、日本人のコメントはほぼそろって、醤油やみりんがハラルかどうかという…
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階級社会の真実(17)~「信仰」と「宗教」、知られざる裏とは?
S. Tachibana
<前回> 大衆は一般的に、難しい思考を避けたい、考えたくない、楽にしたい、楽に稼ぎたい。一方、支配者・上層階級にはこれが都合が良く、様々な便利な「既製品」を大衆に与える。 ● 「宗教」という人類史上…
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