マレーシア・イスラム社会における組織内不正の原理と対策
S. Tachibana
1. はじめに 海外ビジネスでは、諸々予想外・想定外の出来事が起きる。望外の喜びもあれば、もっとも多くあるのは、驚異、失望だったり、時には、裏切られて怒りを覚えたりすることもある。 これらのいわゆ…
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格差是認が救済の前提、AIベーシックインカム時代の「ノブレス・オブリージュ」
S. Tachibana
<前回> 格差を伴う階級の存在を直視し、認めたうえで救済を行う。イスラム教の「ザカート」と「一夫多妻」制はまさにその典型である。 ● ザカート制度 ザカートは「富裕層(上層)が身分上の義務として貧…
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土曜日のさらなる活用、祈祷時間・宗教的多様性に対応するRRF制度
S. Tachibana
<前回> 宗教的多様性に対応する柔軟労働制度――Respect Religion Flex-time(RRF)の提案。 マレーシアは多民族・多宗教国家であり、企業活動においても宗教的配慮は不可欠な…
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ムスリム労務管理(5)~生産性の低い従業員の解雇、温情社会に合わないか?
S. Tachibana
<前回> 先日、マレーシアの大学授業ETCクラスで、私は労働生産性の低い社員には、減給や解雇を容赦なく行うべきだと説いた。しかし、これはどうもマレー系の(温情)社会に馴染まないようで、授業後に学生か…
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ムスリム労務管理(4)~報連相不得意な従業員への教育
S. Tachibana
<前回> 日系企業において、マレー系従業員のマネジメント課題として頻繁に指摘されるのが、「報連相」、すなわち報告・連絡・相談の不足である。 業務上の問題点を上司に共有せず、情報が末端で滞留したまま…
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ムスリム労務管理(3)~議論を推奨する
S. Tachibana
<前回> 業務を円滑に推進し、期待された結果を達成するために、議論が必要である。イスラム教では、知識を深め、真理を追求するために議論や対話が奨励されている(Encouragement of Deba…
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ムスリム労務管理(2)~自己責任を取れ
S. Tachibana
<前回> 従業員がミスをしてしまい、責任逃れをしようとする。イスラム教では、個人の行動に責任(Accountability)を持つことが強く求められている。 根拠となるコーランの章句:「人は、自分…
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ムスリム労務管理(1)~自分の欠点から逃げない
S. Tachibana
ムスリム従業員の管理において、非ムスリムの管理職がイスラム教に関する十分な理解を持つことは不可欠である。毎日の礼拝(サラー=sala)、ラマダン中の断食、金曜礼拝(ジュムア=Jumu'ah)への参加…
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ラマダンの初日、ムスリム学生と私の対話
S. Tachibana
本日はラマダンの初日。私がMJIIT(マレーシア日本国際工科院)の教え子たちとの対話を以下に一部和訳して転載する――。 【立花】 今日からラマダンが始まるにあたり、敬虔なイスラム教徒である私の学生…
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