アラブの旅(1)~湾岸産油諸国視察、クウェートへ向かう

 中東湾岸諸国視察、アラビア半島の旅に出る。

 12月27日(火)。スリランカ航空UL315/UL229便でクアラルンプールを出発し、コロンボ経由でクウェートへ向かう。出発に先立ってフェイスブック上では、随分多くの「気を付けて」が寄せられ、中東といえばどうしても安全上あまり良いイメージがないようだ。

コロンボ発クウェート行きスリランカ航空UL229便機内

 確かにそういう部分もあるだろう。アラブ諸国のなか、私がもっとも訪れたいイエメン、シリアとイラクの3か国はすべて「レベル4退避勧告」が出ており、大変危険であるため、渡航はできないようになっている。石油産業関連で回ってみたいサウジアラビアも個人ビザの発給が不可能で諦めざるを得なかった。

 ということで、行けないイラクとサウジアラビアと接するクウェートが今回のファースト・ストップとなった。

 現地時間夜21時25分、クウェート国際空港に到着。クウェートの場合、アライバル・ビザの申請に待ち時間が長いというので、今夏始まったばかりの電子ビザ(eVisa)を事前に取得した。両替してスタンプ(印紙)を買って、空港ビザカウンターでプリントアウトしたビザとパスポートに入国スタンプしてもらうだけで入国手続が終了。待っている間に、入国係官が親切におやつのクッキーまでくれた。

クウェート入国、ビザと入国スタンプとクッキーをセットでくれた

 クウェートのクッキーが美味しかった。

<次回>