アラブの大富豪である私はプライベートジェット機に乗り、シャンパンを飲みながら、次の旅先へ移動・・・。なんて夢のような話。たまたま本日の便、ビジネスクラスのキャビンを独占しただけの話であった。
12月31日(土)。午前9時55分発のオマーン航空WY652便で、バーレーンからオマーンの首都マスカットへ向かう。搭乗率は3割ほどしかなく、ビジネスクラスは2名の乗客に2名のCAが付くという贅沢ぶり。見事に立花家の「貸切」となった。
クルーも暇なので、雑談を交えて、新年祝いのシャンパンを出してもらったり、和気あいあいのプライベートタイム同然。飛行機がドバイ上空を飛行中に、あの巨大な人工島パーム・ジュメイラが見えてくる。
「マイケル・ジャクソンもあの人工島プロジェクトに絡んでいるのを知ってます?超がつく豪邸をもっていたらしい。でも、残念」。え~、そうだったのか。知らなかった。でも、本当に残念だ。
バーレーンから離陸して1時間15分経過したところ、機体がマスカットの上空に差し掛かる。白昼夢もいよいよフィナーレを迎える。
さてさて、オマーンとはどのような国であろうか。