小さな歴史と小さな足跡、ベトナムで3階建導入本格化

 ベトナムでのコンサル受注が急増している。嬉しい悲鳴だ。そして何よりも嬉しいことがある。私が考案した「3階建人事制度」のベトナム版はいよいよ、在越日系企業への本格導入が始まった。

 人件費の急増という財務課題、解雇権・人事権制限という労務課題。この2つの重大課題を同時にクリアできるのは、「3階建人事制度」以外何もない。あり得ない。この唯一の選択を私は信じ、断言している。

 2015年末、ベトナムの日系コンサル市場へ参入してから1年半経過したところ、度重なるセミナーや勉強会の成果が現れつつ、賛同してくれる日系企業の経営者が1人、2人、3人とじわじわと増えてきた。

 数ではなく、質を追求する。数年後、「3階建人事制度」を導入した企業と未導入企業の差が出てくるだろう。中国であったように、必ず差が出てくる。小さな歴史を作り、小さな足跡を残したい。それが私の小さなロマンだ。

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