ベトナム中部(1)~古都フエ入り、カイディン帝陵見学

 4月29日(土)、11時ホーチミン発のベトナム航空VN1372便でフエへ向かう。

 12時25分、フエ着。13時過ぎ、フエ市内のインペリアル・ホテルへチェックイン。コーナー部屋からは、フォン川を一望し、気分が良い。

 一息ついたところで早速、郊外にあるカイディン帝陵へ向かう。グエン朝12代皇帝カイディン帝(在位1916~25)が眠る陵である。1920年に着工、帝が1925年に崩じたあとも造営を続け1931年に完成、と11年掛けて建設された。

 フランスに擁立されたこともあって、カイディン帝は大変親仏的で、自身の陵墓もバロック様式を取り入れさせたという。特に過剰なまでに装飾された啓成殿は何といっても特徴的で、東西融合の建築様式は一見の価値あり。

 啓成殿の内部には、金箔を押した青銅のカイディン帝の等身大の像があり、下に皇帝の遺体が安置されている。

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