ベトナム中部(4)~ダナン「一寸法師」、刺身盛合せは圧巻

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 4月30日(日)午後、フエからダナンへ移動。4泊5日の社員旅行。夕方便でやってくる社員たちとダナンで合流する。夕食は在ダナンの友人も交えて、市内の日本料理店「一寸法師」で食事会。

 ずっと気になっていた店だった。予感が当たった。とにかく魚がうまい。卸販売専門の店主ならではの出来だ。ベトナムと築地の両方から仕入れているだけに、迫力満点。

 刺身の盛り合わせはもう圧巻。マグロと白身の両方が凄い。マグロは日本国内と変わらないレベルの上物。白身は全部活魚だというだけに鮮度が抜群。ベトナム地産、しかも隣のフエ産の日本酒「越の一(えつのはじめ)」がぐいぐいと進む。

 さらにレバ刺し、これも同じ街にある牧場からの仕入れでとにかく新鮮。

 店主といろいろ雑談していると、魚はダナンでは一切卸しておらず、自店専用としていることが分かった。そもそも料理店をやるつもりがなく、ベトナム人従業員が是非やらせてくれという熱意に負けて経営を始めたという。他の街への出店はと聞くと、「いいえ、ありえない」ときっぱり否定。

 なかなか経営理念がはっきりしている店だ。ご馳走様でした。(参照:『ハノイ「一寸法師」、刺身はやはり圧巻』

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