「老い」との対話、老害にならないために

 2月7日(水)夕方上海浦東発のマレーシア航空MH389便で、クアラルンプールへ帰還。

 ホーチミン、ハノイと上海の3か所の移動でかなり疲労がたまる。今年後半からは、ベトナム出張と中国出張を引き離して、別個対応するように日程を組み直している。

 これから50代半ばに入ると、やはり「加齢」という課題を意識せずにいられない。企業組織のなかにある「役職定年」という制度がもつ意義も実感できる。

 私自身は「老害」という言葉に差別を感じない。「老」そのものは中性的で、益害の両面を併せ持っている。「若」もまた然り。ただ「老害」のなかでも最大級の害の1つは、若への権限委譲やノウハウ譲渡を拒否することだ。

 自分も老いとの対話を続け、「老害」にならぬようあらゆる努力を尽くしたい。