南部アフリカ紀行(26)~帰途、エチオピアにまつわる雑談

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 5月15日(火)、帰途につく。

 13時、ビクトリアフォールズ発のエチオピア航空ET829便で一旦南へ向かう。経由便のため、ボツワナの首都ハボローネに着陸すると、機内に待機しながら、機体整備や経由地乗客の搭乗が終わるのを待つ。

 滅多にない体験で、荷物の積み下ろしやキャビン内清掃・点検、クルーの交替などの業務風景を観察するのが楽しい。

 829便が再び飛び立つと、ボツワナから北上してエチオピアの首都アディスアベバに向かう。離陸後少したつと食事がサーブされる。エチオピア航空の場合、食後のデザートが特徴的だ。しっかりチーズやデザートワインまでサーブされるのだ。

 とてもありがたいが、どうしても過食気味というか、ヘビー過ぎるので、胃袋が落ち着かなくなり、アジア系のスープものが欲しくなる。そこで、持参したカップラーメンの出番。今回の最後の一個。いやいや、旨いこと。

 ついでにエチオピア航空の話をすると、初搭乗だが、印象は悪くない。長距離路線の機材はほとんどボーイング787ドリームライナーを使っている。食事も民族色の濃いものとインターナショナル系のもの、そしてしっかりしたデザートまでサーブし、充実している。

 最後に、エチオピア美人の話に少し触れておこう。エチオピアの神話によれば、エチオピア初代王のメネリク1世は、シバの女王とソロモン王の子といわれている。そのせいか、エチオピアには美女が多い。

 確かに言われてみれば、美女が多いような気がする。

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