幾つまで生きたいのか?「量」と「質」で考える生涯

 先日平均寿命の話したら、ある方から、「立花さんは、幾つまで生きたいのか」と聞かれた。

 それは「量」の話であって、量に限って言うなら、平均寿命+20%(その20%はボーナス)を希望している。ただそれが質を前提とする話だ。

「質」に関していうなら、そろそろ、死んでも構わない年になってきた。濃度の高い人生だったので、通常の1.5倍から2倍で計算すれば、いまは80歳~100歳にあたるので、死んでも問題のない年齢だ。故に、これからの人生はボーナスにあたるのだ。

 生き物だから、本能的には長く生きたいと思う。それも前提付きで、社会に迷惑をかけることなく、老害ならぬ老益でいられるなら、いくらでも長く生きたいものだ。

 これからは、終身現役の時代だ。定年後の悠々自適な暮らしは存在しなくなる。社会に貢献し続け、それで生きさせてもらうことである。

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