議員の皆さんに耳の痛い話、ボランティアで奉仕できるか?

 日本の統一地方選。フェイスブック上、当選知らせの嵐(一部落選もあるが)。こんなに沢山の地方議員がいるのだ。日本は中央から地方まで本当に大きな大きな政府だ。そこで大きな大きな仕事をすればいい。選挙のときだけでなく、普段も議員の皆様は大きな大きな声で自分の政策は何か、何をやったか、何ができたかを大きく大きく、ソーシャルメディアで宣伝してほしい。

 政治家の皆様には耳の痛い話だが、議員の給料で生計を立てる形態はやめた方がよい。落選したら大変だし。ある意味で、政治はボランティアでやるものだ。奉仕だ。議員の給料をすべて寄付するとか。トランプ氏は無給(年俸1ドル)で働いている。年俸4000万円をすべて寄付している。だから、彼は言いたいことをずけずけと言える。思い切って国益のために政策を決められる。こんなことをして、メディアや識者に罵られても、支持率は一向に下がらない。

 そこなのだ。庶民から選ばれた議員だから、庶民のことを考える。本当にそうなのか?パラドックス的な一面もある。日本人も富裕層を憎まないで、ボランティアでも国益のためにやりたい金持ちに頭を下げて「政治家になってくれ」とお願いしたほうが良いかもしれない。「最後のお願い」と絶叫するのは候補者ではなく、有権者であるべきだ。

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