<香港>ワンタン麺と腸粉、幸せの大合唱

 週末かけて香港へ小出張してきました。

 今日の昼、上海戻りのドラゴン航空便のチェックインを、香港・セントラルのエアポート・エクスプレス駅で早めに済ませました。恒例によって、駅の真上にある国際金融中心(IFC)レストラン街の「正斗粥麺専家」でワンタン麺を食べます。

24809_2「正斗」のワンタン麺とOX醤炒腸粉

 12時半すぎると、凄い、満席、順番待ちの客が店外まで溢れていました。一足早く入店してよかった。もちろん、相席です。今日の注文はワンタン麺プラス一品のOX醤炒腸粉。

 まず、日本人に馴染み薄い腸粉(チョンファン)を紹介すると、要は、蒸して作るライスヌードルの一種(「粉」は挽いた米で作ったものを指す)で筒状に丸められた形がブタの腸に似ていることから名付けられました。香港では、飲茶の点心として供されますし、また、粥麺専門店のサイドメニューとしてもよくみられます。味がほとんど付いていないので、肉などの具を巻き込んだり、オイスターソースや醤油だれをかけたり、唐辛子味噌などを付けて食べます。

24809_3昼時満席の「正斗」店内

 今日注文したOX醤炒腸粉は、少し料理風にアレンジされ、OX醤と唐辛子で炒め合わせたものでした。OX醤の味深さは、唐辛子のピリピリ感で引き立てられ、それにモチモチした腸粉が加わって口中で幸せの大合唱。

 ワンタン麺は、私にとって、香港の郷愁が漂う一品です。あのコリコリした細麺の程よい硬さ、スープの旨い出汁、ワンタンのぷりぷり感、そして、たっぷり胡椒をかけ、これはまたまた幸せの大合唱。

 「正斗粥麺専家」の本店は、私が以前住んでいたハッピーバレーにあります。あそこは、かつて我が家の食堂となり、私は、ほぼ全メニューを制覇したほどの大ファンです。後ほど出店された国際金融中心店は、ちょうど航空会社市内チェックインカウンターの真上にあって、飛行機乗りには都合が良い。

 そして、私は、必ず粽の土産を買って帰ります。今日も、ジャンボ粽4つ買い込んで、飛行機に乗って上海まで運びました。それは、また旨いのです。上海では食べられない粽です。ブログはこれくらいにして、これから夜食の粽を食べます。お腹がペコペコだ・・