あのコナー・コーヒーを求めて、コナーへ行く。
コナーは、あのビッグアイランド、ハワイ島にある。上海からは、まず東京へ行って、成田発のJALリゾッチャー号の直行便で行く。
私は、もともとハワイに興味がなかった。行ったこともないのに、先入観だった。「ハワイ行こうよ」と誘う妻に説得されて、1997年の夏ようやく重い腰を上げた。はじめてのハワイは、理屈抜きに楽しかった。人がいっぱいいるホノルルよりも、静かなマウイ島が素晴らしかった。レンタカーで、険しい山道をくぐりぬけて、崖あり滝ありとアドベンチャー気分満点で、たどり着いたあの「天国に一番近いハナ」の景色は、一生忘れることはない。青い空、青い海、真っ赤なハイビスカス、緑の草原、悠々と散歩する馬・・・
そして、2004年に、二度目のハワイ旅行。ホノルルを完全パスしてのハワイ島だった。テーマは、コナー・コーヒーと火山・・・
ハワイ島に、ドトールのコーヒー農園があって、観光客にも開放されている。山の斜面をうまく利用して作られたコーヒー農園は、景色抜群。青い空と赤いコーヒー豆のコントラストは、あまりにも鮮烈だった。
一本の木からは、わずかコーヒー50杯分程度しか、豆が採れないそうだ。一粒一粒、丁寧に手摘みしていくのが、まるで宝石を扱うようだ。手摘みされたコーヒーの実は、外皮をむくと果肉の中からぴかぴか光る種子が顔をのぞかせる。そこで、水に浸して、天日干しして、丁寧に皮を取り除く。とても、デリケートなコーヒー豆は完全に人の手で製品化されていくのだ。
「ハワイといえば、何?」
私の場合は、コーヒーというが、ほかにもたくさんあるだろう。アロハスピリットの象徴とされるレイ、詠唱とジェスチャーによって物語を伝える踊りであるフラ・・・さまざまな伝統と文化が息づいている。
文化と一緒に歩く旅は、言葉で表現できないくらいの満足感が得られるのである。
次回は、中国のハワイ~海南島を語ろう。







