マレー半島北部の旅(1)~タイピンの屋台村

 端午節の連休で3泊4日のマレー半島北方の旅に出かける。クアラルンプールからタイ国境までは片道460km。1日で走破しようと思えばできなくはないが、あえて途中で1泊する。

タイピンの宿泊先レジェンド・イン(Legend Inn)

 タイピンという小さな街は一度行ってみたかった。位置的にもちょうど真ん中あたりであるから、都合がいい。6月2日(木)朝7時半自宅を出て11時過ぎにタイピンに到着。宿泊先のレジェンド・インに駐車してすぐにLarut Matang Hawker Centreという屋台村へ繰り出す。

Larut Matang Hawker Centre

 マレーシアの地方都市はどこも屋台村がある。タイピンは観光の街ではないので、屋台村は基本的に現地客を相手にしているだけにローカル色が濃い。入ってみると、ほとんどのブースは中華系。味はペナンやイポーに比べると、より素朴。塩分が少なめなので、有難い。もちろん、安い。

 運転が終わったので、持ち込みの白酒で、昼飲み。屋台ブースを回って、おつまみっぽい品を物色してちびちびやる。酔いが回ってきたら、ホテルに戻って昼寝すればいい。そんな怠惰な旅である。

<次回>