二度目の新日昇餐館、「腰花」という食べ物

<前回>

 スレンバン滞在中に二度目の「Restoran Sin Yit Sing(新日昇餐館)」。前回は名物料理焼蟹だったので、今回は「その他」の部類を食べる。

 オーナーのお勧めで、「腰花」を注文。それって何?中国語で腎臓のこと。ただ「腎臓」は医学用語で、食材の場合「腰」「腰子」あるいは「腰花」といった料理語を使う。「腰花」とは、腎臓のスライスに包丁で碁盤の目のように切り口を入れてそれが花のように見えるので、名付けられたのだろう。

 腎臓だから、オシッコ臭い。ということは、少なくとも、私は一度も感じたことがない。ただ日本人はどうしても敬遠しがちだが、こんな美味しい食材を食べずにしておくにはもったいなすぎる。料理も素晴らしいが、腎臓のお粥も絶品である。あの食感と味、病みつきになる。

 最後の主食には、ちまき風ご飯。ご馳走様でした。

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