エリス台湾OG会、金門高粱酒で盛り上がる

 台北の初日、市内の台湾料理店「AOBA」(あの「青葉」のモダンコンセプト)で、当社エリス・コンサルティングの台湾OG会があった。

36089_2金門高粱酒で盛り上がる

 A子さんとB子さん。

 A子さんは、エリスを退職した後、台湾へ移り、台湾人弁護士と結婚。現在、某○大会計士事務所で勤務。昨年、めでたく公認会計士資格を取得、将来はパートナーを目指すという。

 B子さんは、エリス退職後、一旦本拠地の大阪へ戻り、昨年台湾へと仕事場を移した。いまは、映画邦訳字幕のスペシャリストとして、多くの受注を抱え、がんばっている。

 聞いたら、エリスのOB・OG会は、実は日本にもある。社長である私だけが、“蚊帳の外”だが、みんなエリスという職場経歴を共通のプラットフォームとして、現在でも交流を続けている。とても、うれしいことだ。

36089_3AOBAのカラスミ
36089b_3レバー炒め

 「何年くらい働くのか」「エリスの次のステップは何か」、最近、面接で私が必ず候補者にこう聞いている。就職とは、一方的に会社が一人の人間を雇うのではなく、その人の生涯の一部であるだけに、その意義を重く、重く捉えなければならないのが、経営者の責務である。また、その人にも、ただ給料をもらって、食いつなぐための就職だけにしてほしくない。自分の人生に、この節目は何を意味するのか、慎重に考えてほしい。

 最近、「これからは、中国の時代だから」というだけで、中国にやってきて、何でもいいからどこかの会社に入ればいいと思っている日本人も少なくない。会社に如何に貢献するか、また、会社を如何に自分の成長のステップにするか、もう少し、明確なビジョンを持ってほしい。会社にとっても、自分にとっても、責任ある行動をとってほしい。

 このように思いつつ、台湾の地でがんばる当社のOGたちを見て、誇りに思った。