魚食いの旅センポルナ(4)~シュノーケリングは中止だ!

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 9月14日(水)から、水上コテージ「Lato Lato Resort」に2連泊。アイランドホッピングもダイビングも慌ただしいので、やめて、宿で海を眺めてゆっくり過ごすことにした。

 ゆっくりしていると、いろいろ気になることが出てくる。この水上コテージの「水」の問題、上水と下水はどうなっているのか。まず、上水についてはすぐに答えが出た。構内数か所に貯水槽が配置されており、貯水槽から各コテージまで供水パイプで連結されている。貯水槽には供水船が1日2回やってきて水を補給している。

水補給船がやってくる

 さて、下水は?シャワーブースの床に穴があって、シャワーはそのまま海中に垂れ流している。問題はトイレ。パイプもタンクも見つからない。まさに海にそのまま放流するのか。検証の結果は残念ながら、「イエス」。トイレも垂れ流しだった。魚が食べてくれるのだろうか。

写真は汚物でなく、テスト用にトイレから流したただの水

 Facebook友から以下のコメントが寄せられた――。「魚以外にもプランクトンなど沢山いるので、(排泄物は)分解される。ただ分解が充分でないと、窒素分が増え植物性プランクトンや藻が増える。水中の石や木柱の表面に藻がびっしりでなければ、とっても綺麗な水が維持できていると言える」。早速観察すると、藻がびっしりだった!

 シュノーケリングは中止だ。

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