ランカウイの旅(2)~微笑ましい、不思議な免税の島

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 ランカウイは免税の島。しかし、免税といえばお酒やタバコという、私がもっていた固定観念とはだいぶ様子が違う。島内は免税店だらけなのに、お酒は軒並み奥まった場所に陳列されているのは、イスラム国家だからであろうか。タバコはほとんど見当たらない。すでに品目から除外されているという説もある。

 何よりも、チョコレートだけはド派手に売っている。チョコ、チョコ、チョコと、店頭一面に飾られているのは、チョコレートである。その甘い世界はなんと微笑ましい。もちろん、糖分の摂りすぎだけは要注意。

 車も免税。Grabの運転手から聞いたのだが、ランカウイで買った免税自動車は、マレー半島本土に乗り入れていいのは年間30日まで。それを超えると、本土の税金がかかってしまうという。その逆、本土の課税自動車は自由に島内へいくらでも乗り入れて問題なし。ただクアラルンプールとランカウイの航空運賃が非常に安いので、わざわざ車でランカウイへ行く(カーフェリー使用)人は少ない。

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