暗い東京と明るい上海

 土曜日、東京から古い友人が上海へやってきたので、食事をしながら、東京の状況をいろいろ聞いてみた。

 「上海の夜は明るいですね。東京はあちこち節電で、照明を落としているので、とにかく暗くて、元気が出ませんね。外食や飲み会の雰囲気ではないし、気分も暗い・・・」
 
 私はとても懸念している。懸念しているのは、電気の問題よりも消費の落ち込みである。ただでさえ、消費不振の日本、これだと、さらに国民が消費しなくなる。

 こんな大変な時期に、あまりにも不謹慎じゃないかと怒られるが、とんでもない。いまだからこそ、消費しなければならない。震災から復興するために、とにかく経済の活性化が欠かせない。飲み食いして買い物し、お金を使うようにしないと・・・

 節電なら、電気代を累進課金制にすればよい。一人当たり所定の節電量を義務付ける。超過すれば、割増料金が適用。超過が多くなればなるほど割増率が高くなるように設定すればよい。

 東京電力の記者会見を見るたびに苛立つ。最悪な経営だ。もっと頭を使え!

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