Japaneseがマレーシアの第4民族になる日

 帰宅すると、クアラルンプール在住の日本人の友人Aさんからメールがあった。「先日、上海からBさんがクアラルンプールにやってきて、不動産を探したいと、上海なら、立花さんと連絡を取って話を聞いたらどうかといったところ、そのBさんは何と11月初旬上海で立花さんの『マレーシア移住セミナー』に参加したばかりだというのです・・・」

 それはさすがにびっくりする。行動が早い。

 今後10~15年間に、日本人の移住者、ロングステイヤーがマレーシアの第4民族を構成すると私は確信している。つまり、マレー人、華人、インド人、そして日本人だと。そのときのマレーシア在住日本人は10万人~50万人(日本経済の情況次第)。

 2025年、マレーシアは先進国入り、移民やロングステイヤーの受け入れを打ち切る。2030年頃は、日本人移住者がミャンマーに殺到する・・・。

 こういう風景も描けるのだろう。日本本土から将来的に5%くらいの人口が移住組になると考えると、その数字はざっと500万だ。欧米やオーストラリア、NZ等の先進諸国がもう無理で、次はマレーシア、タイ、フィリピン、それも満杯になると、Nextはミャンマーとなる。

 もちろん、10年以内に日本の新政権(何回交替になるか分からないが)が頑張って、国が回復すれば、上記の情況にはならない。それが出来るのか。私には分からないので、日本が大丈夫だと祈るよりも、日本が潰れても大丈夫だというほうに賭けたい。

 日本を捨てよう。さもなければ捨てられる。私の持論だ。