減給措置、心を鬼にして・・・

  当社内部運営、カスタマサービスに最近一連の問題が確認された。本日付、関連担当・責任部署のスタッフに対し、減給措置を実施することを通告した。

 信賞必罰、メリハリのある人事管理制度は、当社が顧客企業に対し再三強調し、構築運営コンサルティングを行っている部分である。顧客企業で実施されている制度を、そのまま当社の中でも実施している。顧客企業にアピールしている原理原則は、当社自社社内においても徹底する。決して飾り物ではない。しかも、顧客先より倍厳しい基準で臨む。

 いつも素晴らしい従業員で、しかも小さな企業のなか、とても辛い判断だが、心を鬼にして決断した。これは経営者の責務だと思う。

 「労働契約法」実施後、減給不能とも言われているなか、当社が提唱している独自の人事制度は減給降格ないし解雇を可能にし、円滑実施のできるメカニズムを付与した。その目的は従業員の不利益処分でも何でもない。信賞必罰のメカニズムは、企業と従業員の成長に欠かせない担保であることを確信しているからだ。

 減給された資金は、当社の奨励基金にプールし、後日優秀従業員奨励に使われる。もちろん減給された従業員も支給対象となり得る。

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