戦争はなぜなくならないか、東條英機氏の遺書を再読する
S. Tachibana
「私は戦争を根絶するためには慾心を人間から取り去らねばと思う。現に世界各国、何いずれも自国の存在や自衛権の確保を主として居る(これはお互い慾心を抛棄しておらぬ証拠である)。国家から慾心を除くというこ…
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「わが闘争」読書雑感、安倍首相はヒトラーに似ているか
S. Tachibana
いや苦労した。2か月かけてやっと読み終えた。ヒトラーの「わが闘争」上下2巻。 難解ではなく、難読の2冊。ドイツ語翻訳のせいかヒトラーの癖か、長い文言に執拗に多用される感情的な形容詞、繰り返しの表現…
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無罪判決は評価ならぬ、民主主義の基本的価値観を確認せよ
S. Tachibana
無罪判決は当然である。日本は韓国の恩恵に預かったわけでも何でもない――。 韓国の朴槿恵大統領の名誉毀損で起訴された産経新聞前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所は昨日無罪判決を言い渡した。これを受け、…
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テロと戦争、価値観共有と連帯同盟が新たな陣営分け
S. Tachibana
パリで起きたテロリストによる大虐殺。各メディアがそろって「同時多発テロ事件」と報じているが、現場の状況はまさに「戦場」。であれば、あれは「戦争」ではないか。 テロが政治的目的(革命)の達成のために…
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一寸先は闇、熱狂の民衆に見えぬスーチー商店のリスク管理
S. Tachibana
スーチー氏は次期ミャンマー大統領は何の権限もないと明言し、「私がすべてを決定する」と言い放った。民主主義の闘士でありながら、最終的に非民主の独裁統治に走る気配を見せ始めた。 一部、軍事政権の独裁よ…
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「無簾聴政」スーチーのミャンマー、混迷時代の幕開け
S. Tachibana
ミャンマーの総選挙。「スーチー商店」の野党NLDは圧勝の勢いを見せ、政権交代がほぼ間違いないようだ。混迷はここから始まる。 憲法上外国人の配偶者であるために大統領になれないスーチーは早くも、「大統…
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水を見ずして舟に乗るなかれ、立花流日中政経関係論
S. Tachibana
政冷経冷→政熱経冷→政熱経熱→政冷経熱→政冷経冷 戦後の日中関係史をたどって見ると、いろんなギザギザがあっても概ねこのトレンドである。両国の経済は基本的に政治(殊に中国政治)に制御されていることに…
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ベトナム人慰安婦問題で考える慰安婦問題
S. Tachibana
「The Scars of War: Vietnam Comfort Women(戦争の傷跡、ベトナム人慰安婦)」(2015年4月9日付「NationofChange」記事) 慰安婦問題は、戦後…
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否定や批判だけの知性誤認、反権力・反体制を冒涜するな
S. Tachibana
反権力、反体制。そんなに格好いいのか。 それは言論の自由もない独裁国家では、ある意味で死や投獄などの危険と隣り合わせであるだけに、信念や勇気を感じさせる行為であろう。 しかし、日本のような国です…
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