「価値観外交」の誤解、日本人はナイーブすぎる
S. Tachibana
いわゆる「価値観外交」は、真っ赤な嘘。「価値観外交」の理解を日本人が間違えている。決して「民主」や「独裁」ととったイデオロギー次元の価値ではない。純然たる経済的利益次元の価値である。 アメリカは常…
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汚染水問題(13)~「無知」と「無恥」、君子危うきに近寄らず
S. Tachibana
<前回> ● 「無知」と「無恥」 登山家の野口健さんが9月4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「中国は人民の健康を守る為に日本から海産物を買わないと宣言されたと」と書きだし、「『人民の健康を守る』…
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汚染水問題(12)~華為のスマホと日本の魚、中国に勝てるのか
S. Tachibana
<前回> ● 魚を国内消費に回す 今朝(2023年9月6日)、日本国内各紙に特定の団体から意見広告が出された――。「日本の魚を食べて中国に勝とう」 「中国と香港への日本の水産物輸出は年間約1600…
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汚染水問題(11)~ChatGPTによる消去法的な海洋放出否定、内外の異なる論理
S. Tachibana
<前回> ● ChatGPTに聞く 核汚染水の処理について、海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設、地下注入という5つの処理方法のメリット・デメリットを比較してください。安全性を最重要視することで…
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汚染水問題(10)~正義は旬のもの、本当の悪は平凡な人間が行う悪だ
S. Tachibana
<前回> ● 悪の凡庸さ 「本当の悪は、平凡な人間が行う悪だ」――。平凡で、普通に穏やかで、おとなしい人の悪行にこそ、悪の本質がある。ハンナ・アーレントが99%の人を敵に回しながら導き出した哲学だ。…
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汚染水問題(9)~正義を失う瞬間、日本政府の情報操作を解き明かす
S. Tachibana
<前回> 1. 実体的正義 日本の汚染水海洋放出は、果たして科学的に証明された安全性を有しているのか?まず日本政府が主導する世論から検証していくと、情報操作の形跡が次々と浮上する。 事実1: 中国…
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汚染水問題(8)~馬鹿なことをやめよ、日本は愚に固執するな
S. Tachibana
<前回> ● 中国はなぜ水産養殖に取り組むのか? ここ数日、中国国内メディアでは、「塩類土地の海鮮養殖」の報道が増えている。塩害といわれるほど、中国は塩類土地の大国で、塩類土地の面積では上位10か国…
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右翼・保守系になぜ頭の悪い人が多いのか?
S. Tachibana
なぜ教育者には右翼・保守系が少ないのか?あるいは、なぜ教育者に左翼・リベラルが多いのか?裏を返せば、なぜ右翼・保守系に頭の悪い人が多いのか? 保守系は、「日本の教育が左に乗っ取られた」といい、愛国…
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汚染水問題(7)~日本の海洋放出に反対する、10の理由
S. Tachibana
<前回> このたびの日本の汚染水海洋放出に、私は反対し、中国をはじめとする各国の抗議と中国による日本産水産物全面禁輸を含む対抗措置を支持する。その主な理由は次の10点にまとめたい。 1. 中国など…
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