上海(13)~日本人は頭を下げて中国人に学ぶ時代だ
S. Tachibana
<前回> 3年4か月ぶりの上海訪問。印象といえば、市民のマナーの劇的な向上――。唾をペッペッと吐くとか、クラクションの鳴らしっぱなしとか、列への割り込みとか、大声でのお喋りとか、体のぶつかりとか、ほ…
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上海(12)~中国人の躍進ぶり、いよいよ日本人が見下される時代か
S. Tachibana
<前回> 上海滞在中は、中華料理を中心にいろいろと店を回ってみた。一昔は日本料理が比較的に高かったが、今は中華もずいぶん値上がりして変わらない価格設定になっている。職人の腕も上がり、香港やシンガポー…
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上海(11)~上海の夜と「夜来香」
S. Tachibana
<前回> 上海の夜は、見る側の立ち位置や心境によって景色が変わってくる。欲望に蝕まれる観客として眺めれば、上海の夜は妖艶に見えるかもしれないが、いざ自ら舞台に立ってみると、それこそ受け持つ役目によっ…
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上海(10)~花園飯店の今昔、センチメンタルな残り香
S. Tachibana
<前回> 上海出張の7泊は、花園飯店(オークラ・ガーデンホテル)に泊まる。上海に何かしらのご縁がある日本人なら、花園飯店を知らない人はいない。もちろん、私にとっては花園飯店は思い出の詰まった場所だっ…
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上海(9)~レバ刺しや鶏刺しよりも野菜が危ない、食の安全とリスク
S. Tachibana
<前回> 友人に紹介された上海の焼鳥店「頑固親父」の暖簾をくくる。焼鳥よりも「鶏刺し」にまず釣られてしまう。「野獣型」人間である私は、肉の生食が大好き。日本で禁止されたレバ刺しも、海外のあちこちで私…
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上海(8)~豫園・南翔饅頭店は商売繁盛、成功の秘訣とは?
S. Tachibana
<前回> 豫園の南翔饅頭店といえば、小籠包。しかし、今回行ってみると、3つの大きな変化に気づいた。 まずは店舗の大規模拡張。従来の厨房スペースが潰され、ホールは3階まで拡張し客席が大幅増設。豫園の…
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上海(7)~郷愁誘うレトロ洋食@紅房子西菜館(続編)+口直し
S. Tachibana
<前回> 花園飯店や錦江飯店に泊まると、至近距離にある淮海中路の紅房子西菜館(レッドハウス)へ行かずにいられない。レトロ上海式の「洋食」として有名な店だ。料理も悪くないし、ムードを楽しみに行くだけの…
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上海(6)~血が騒ぐ、騎馬民族の羊鍋を食べながら
S. Tachibana
<前回> 上海出張の宿、花園飯店(オークラ・ガーデンホテル)の近く、延安路高架下・茂名南路交差点北西側に小さな羊鍋(しゃぶしゃぶ)店を発見。お酒の持ち込みも自由なので、とりあえず入ってみることにした…
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上海(5)~干煎帯魚、庶民派レストランと「B級」の再定義
S. Tachibana
<前回> この一品も上海で必食――干煎帯魚(太刀魚の揚げ焼き)。上海市民の日常食で、市内の海鮮市場ならどこでも売っている。しかし、日本やマレーシアでは珍食材の部類であるから、あまり食べられない。 …
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