北海道(4)~オホーツク西回り、その秘密とは?

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 女満別着の飛行機に乗ると言ったら、友人から「知床半島観光ですか」と聞かれる。いいえ、違います。反対方向の西へ向かうのだ。私の今回の北海道旅行は、女満別→ 網走→ 紋別→ 雄武→ サロベツ→ 天塩→ 留萌→ 千歳、というマイナーなオホーツク西回りコースを選んだ。その理由を言おう。

雄武・日の出岬

 北海道は何十回も行き、ほぼ行き尽くしたこともあるが、外国人観光客を避けるのが主目的だった。オホーツク西北方向は、外国人観光客のメジャーコースから外れているだけに静かだ。経済的効果も大きい。外国人の多いところは料金相場が高いし、私は割安な日本人料金で北海道を楽しみたいのだ。

オホーツク

 7月26日(水)、網走。ホテルの朝食はパスと決め込んだのだが、負けてしまった。ごく一般的な日本の朝食に惹かれてついに手を出してしまった。本日は掟破りで何年ぶりの1日3食になるか。昼前、紋別漁師食堂に到着。早めの昼食を取るのは、夕食までの間隔をなるべく空けるためだ。

 午後の運転は妻が担当するので、私は昼飲み。食堂であるから、定食が中心。どうしても欲張って品目数の多いセットを取ってしまう。北海道といえば、海鮮丼はやはり欠かせない。豪快に頬張りたい。夕食のことを考えながら、昼食を食べる。まさに食べるために生きる人生である。

 午後、雄武・オホーツク温泉ホテル日の出岬にチェックイン。最近の温泉旅館は、仲居さんがいないのが珍しくないが、布団敷きも自分でやるのは、たまたまここだけか?人手不足の問題は大きいようだ。

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