北海道(3)~厚岸産の活牡蠣、日本酒に網走地ビール

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 7月25日(火)、夕方羽田発の便で女満別へ飛ぶ。網走に1泊。夕食は市内の居酒屋「吉田三八商店」で取る。私は50代に入ってからは、素材系料理を好むようになり、懐石よりも安くて旨い居酒屋を選ぶ。

 この店はなんと余りの盛況で、当日は刺身が売り切れ。では、牡蠣にいこう。厚岸産の活牡蠣、あのクリーミーさは何なのか?シャンパンやら白ワインやら全然合わない。日本酒の魂に尽きる。と思った瞬間だ。

 北海道ならホッケが欠かせない。友人いわく「津軽海峡を渡るとホッケでなくなると道民は言う。薄くて硬くて脂が抜けているからだ。道民は大切なお客さんには、中骨を最初に振る舞う。肉厚の身はその後のお楽しみだ」と。なるほど納得。

 網走の地ビールをはじめて飲む。冬の風物詩「流氷」を仕込水に使用。天然色素クチナシによるオホーツク海をイメージした鮮やかなブルーが特徴的。爽やかなビールだ。

 ご馳走様でした。

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