<雑論>ポーランド侵攻? / 中国による日本水産物輸入規制

● ポーランド侵攻?

 ワグネルがベラルーシ国内でポーランド国境へ移動・集結し始めている。ポーランド侵攻の可能性があると指摘する報道もある。ポーランドとリトアニアの国境「スバウキ回廊」を制せば、ロシアの飛び地となるカリーニングラード州とベラルーシが連結され、バルト三国はNATO圏から孤立される。陸路支援不能になる。

 ただ、行動があるとすれば、ポーランドでなく、リトアニア側を侵攻する可能性が高いかもしれない。侵攻があった場合、西側が出動しなければ、NATOの事実上の崩壊を宣言することになる。

● 中国による日本水産物輸入規制

 中国が処理水の海洋放出を理由に日本からの輸入食品に対する検査・規制を強化している(水産品については事実上の禁輸)。輸出入業者、中国国内の日本料理店は危機に直面し、一部「食材を輸入できないことは、私たちにとってまさに死活問題だ」とまで語っている。

 水産品にとどまらず、今後はさらに日本米や日本酒、日本食品全般に規制が広がる可能性も大きい。何よりも中国現地消費者には、「日本産食品が危ない」というイメージが植え付けられる。日本食減による中国経済への影響、と、中国向け輸出減・消滅による日本経済への影響、どっちが深刻か一目瞭然だ。ちなみに、中国は日本の水産物の最大の輸入国である。

 政治があっての経済。そういう時代である。それでも政治に疎い、職人一本では致命的だ。サプライチェーンの複数化は、避けられない。漁連だけでなく、反処理水放出の波がどんどん広がり、日本国内の分断にもつながるだろう。今回の処理水問題の根源は、日本政府の戦略不在、準備不足にある。「科学的根拠」を叫んで輸入再開を中国に求めるのがいかに情け無いか。

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