7月28日(金)、天塩から千歳へ移動する、北海道旅行の最終日。朝、天塩温泉の旅館で朝食を食べながら、昼食のことで悩む――。移動の時間に合わせて二択があり、どこで食べるかが苦渋の選択になった。
プランA、10:45 留萌で和食、寿司。
プランB、11:30 滝川で洋食、羊肉。
夜は千歳で海鮮とジンギスカンの「はしご飯」が予定されている。通常1日1食の私にとって、1日4食という「非常事態宣言」が出された1日である。食事の間隔と内容、胃袋と相談しながら、消去法的に結論を出した――。プランBは割愛し、プランAでGo。
8時半に天塩の旅館を出発。日本海オロロンライン・国道232号を一路南下、110kmを2時間かけて走り、10時半すぎに留萌の民宿兼営寿司店「富丸」に到着。11時の開店前だが、入店を快諾され、早速注文を始める。午後の運転は妻に任せるので、私はまたもや昼飲みモードに入る。
夜は2食もあるので、昼食は「軽め」に取ろう。まずは刺身の盛り合わせで軽くつまむ。そのあとは寿司定食とホッケ定食のシェア。私は日本酒3合で軽く酔う。終始「軽い」感覚だったが、軽いと言えるかどうかは分からないし、理解するつもりもない。
正午12時、「軽く」酔った私が助手席に乗り込む。高速道路運転を得意とする妻は、深川留萌自動車道と道央自動車道の180kmを2 時間半で走破し、15時前にANAクラウンプラザホテル千歳にチェックイン。