読書による精神的弾力性の喪失、呼吸のように思索せよ
S. Tachibana
蔵書数千冊だとか、年に数百冊の書物を読破するとか、読書家は知的感満点で絶対善とされるのが一般的だが、この常識を喝破するのは哲学者のショーペンハウアーであった。 「読書とは他人にものを考えてもらうこ…
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議論と炎上、倉庫と金庫
S. Tachibana
最近、フェイスブックでは結構なペースで友達解除を食らっている。もちろん予告なしの解除。共通点として、私からよく異論や否定的なコメントを書き込まれてきた方々であった。とうとう、堪忍袋の緒が切れたという…
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パースの夏(7)~幸せなクオッカと孤立主義のトランプ
S. Tachibana
<前回> 「ピカチュウ」のモデルとしても有名な動物クオッカ。ロットネスト島で天敵もなく、過酷な生存競争ゲームとは無縁であるかのように生き延びている。それ故に、「世界一幸せな動物」と呼ばれている。その…
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パースの夏(6)~世界一幸せな動物に会いにロットネスト島へ
S. Tachibana
<前回> 2月1日(水)、前日ある事情によって行けなかったロットネスト島に出かける。そのある事情とは、また機会があれば後日番外編として公開しよう。 朝8時30分、ツアーバスがパース市内のバラック・…
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【時事解読】格調高き理性の敗北、トランプ批判のエリートたち
S. Tachibana
日本を含めてメディア全体の報道姿勢に注目していると、8割以上、いやもしや9割程度がトランプ氏に批判的である、少なくとも称賛ではない。 トランプ当選後、予測を外した多くのメディアや学者は、懸命に弁解…
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【時事解読】橋よりも壁を、棲み分け・ブロック化時代の幕開け
S. Tachibana
世の中、トランプ嫌いな人が本当に多いこと。 「米中貿易戦争は、泥仕合で得する者など誰もいない」と、一部のメディアが言っているが、私はそう思わない。米国が断然たる相対的受益者になる。トランプの米大統…
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【時事解読】トランプ演説の読み方、ボールを国民に投げる抜群のビジネスセンス
S. Tachibana
トランプ米大統領就任演説の読み方、すべてがこの1節に凝縮されている。各メディアでは「国民に権力を取り戻す」などと訳されているが、原文を吟味して以下筆者の独自訳とする――。 「今日の式典は、単なる政…
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アラブの旅(27)~階級社会の世界、砂漠リゾート本日も晴天なり
S. Tachibana
<前回> アラブの旅。クウェート、バーレーン、オマーン、ドバイを回って、最後の3泊はドバイ郊外のバブ・アル・シャムス砂漠リゾートで休養を取る。 砂漠の真ん中、オアシスのような緑に囲まれるリゾート。…
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アラブの旅(26)~奥さん何人ほしい?一夫多妻は社会貢献
S. Tachibana
<前回> 複数の奥さん、それぞれの奥さんの子供たち、そしてメイドを連れて大人数でレストランで食事をする。アラブ社会では、これは日常茶飯事。旅行中には何回も目撃している。 マスカット市内某レストランの…
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