いよいよ、中国人人事責任者・担当者向けの中国語セミナーが第3回を迎える。
今回は賃金と賞与のテーマである。賃金と賞与は、労務管理のなかでももっとも日常的実務である一方、雑多な概念や定義が絡んで、法解釈やルール設定にも多義性が目立ち、労使間の争いになりやすい。トラブルをなるべく回避し、かつ会社としてはしかるべき根拠と論理性をつけて賃金・賞与の運用に取り組みたい。
本勉強会は、賃金と賞与における原理原則を簡潔にまとめ、特に管理現場でよく見られる概念・問題をポイント的に取り上げ、正しい法解釈と適正なルール設定、並びに運用テクニックについて解説する。2月22日(水)上海開催「人事労務勉強会第3回~賃金と賞与規程における法解釈・ルール設定・運用実務(中国語)」
≪第1部≫ 賞与規程の重要ポイントと運用技巧
<講師> 立花 聡
● 賞与の定義・特性、賃金との運用区分
● 賞与ルールは会社独自に決定できるか?どう決定するか?
● 賞与支給額を削減できるか?どう削減するか?
● 退職者に賞与を支給する必要があるか?請求された場合は?
● 人事労務管理上における賞与の活用方法いろいろ
≪第2部≫ 賃金計算基準のルールと運用技巧
<講師> 周 淳 弁護士(律師)
最新版「上海市企業賃金支払弁法」をモデルとして解説する。
● 賃金総額とは?月賃金とは?標準賃金とは?基礎賃金とは?
● 各地最低賃金の解釈基準と控除項目
● 平日残業は振替休日で対応OKか?残業代請求された場合は?
● 振休の失効運用、離職時の残業代追加払いについて
● 残業代・病欠・有給・私用休暇における計算基準の確定
● 経済補償金の切り離し計算基準と一括計算基準
● 賞与や補償金類における個人所得税の計算基準
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