食べるために生きる、美食の街で堕落する「確信犯」

<前回>

 「Singapore makes nonsense of three meals a day」。誰の名言でもない・・・。

 「1日3食」という概念は、シンガポールでは意味をなさない。単なる自己正当化に過ぎないが、私はシンガポール滞在中に食事の回数などは数えない。

 街歩きして、至る所で小腹がすいたらつまみ食いをする。小腹をすかせるために、また街歩きする。生きるために食べるよりも、食べるために生きる。そう実感させてくれるのが美食の街シンガポールである。

 朝はホテルの部屋で軽くフルーツだけにしておき、11時台からフードセンターに入って2時間ほどかけて何店舗かはしご食いする。食べてから、街歩きを始める。午後16時前に小腹がすいてくれたので、美味しそうな店を見つけては、腎臓スープとミースア(麺線)と油条を頼んで、がっつりと間食をいただく。

 歩いてホテルへ戻ると、夜まではメールの処理など仕事の時間となる。遅めの夕食はフードコートを回り食べ物を物色する。どの店も旨そうで困った。よし、今日は火鍋に決定。1時間半かけてゆっくり食べ終えると、はしご食いがまたもや始まる。ドライヌードルが美味しそうではないかと、注文。

 まだ諦めない。最後の最後は、アイスカチャンで締めくくる。

 「食べすぎですよ」。耳の痛い善き忠告は、残念ながら確信犯には効き目がない。この街にいる限り、私は堕落し続けるだろう。美食の街シンガポール、そこは天国か地獄か、知りようがない。いやそもそも知りたいという気持ちはないからだ。

<次回>

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