南部アフリカ紀行(8)~スワコプムント、大西洋の港町旅情

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 5月7日(月)。砂漠に別れを告げ、ナミブ砂漠を後にして進路を北西に定め、一路と大西洋を目指す。午前9時過ぎ、南回帰線を通過。

 

 昼、大西洋沿岸の港町、スワコプムント(Swakopmund)に到着。「砂漠」から一転して「ビーチリゾート」へと、あまりにも鮮烈なコントラストに驚く。

 ドイツ植民地時代の面影が色濃く残る街でもあり、ゆっくりと散策したいところだが、時間は時間でまず昼食を取らねばならなかった。

 今日も昼からワイン。港町というだけに、魚を食さずにいられない。ヒラメとエビ料理、どちらも美味しい。不満とまでいかなくとも、これだけの海産物があれば、刺身が食べたいという欲求が芽生える。

 日本料理店が存在しない(?)街であるから、無論私の欲求は満たされるはずがない。それにしても、連日肉料理を食べ続けたあとの魚はやはり旨い。

 午後14時過ぎ、早々とホテルにチェックインして休憩。今日泊まるのは、「Stay @ Swakop」という小型の個人経営ホテル。閑静な住宅地にあって、ゆっくり休める。

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