南部アフリカ紀行(9)~エトーシャ国立公園到着、さあサファリだ

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 5月8日(火)、移動日。
 

 朝8時、スワコプムントを後にして一路北上し、エトーシャ国立公園を目指す。トヨタの4WDが本当によく走ってくれる。力強く。昨日の砂利道で小さなパンクを起こしたものの、早期発見したガイド兼ドライバーのセブンさんは早朝から直してくれた。ありがたい、ありがたい。

 昼、エトーシャまで100キロのところにある小さな街Outjoでランチ。貧しかったこの街もここ数年観光客の増加でだいぶ経済が潤い、豊かになったという。産業はやはり大事なものだ。

 午後14時過ぎ、オクタラ・ロッジ(Okutala Etosha Lodge)に到着。チェックイン。

 サファリの宿泊は概ね3通りある。ロッジ、常設キャンプと自由キャンプ。自由キャンプは所定のキャンプ場に自らテントを設営して泊まる形態で一番安上がり。ただ一定の体力とスキルがないと、少々無理。

 常設キャンプは、ホテル系の経営でテントがしっかり常設されており、なかに水洗トイレやホットシャワーがついたラグジュアリーなリゾートもある。野趣を楽しみながら快適に過ごせるわけだ。料金は場合によってはロッジよりもはるかに高い。

 最後にロッジ。これはいわゆる建物(ロッジ)に泊まるタイプだ。今回投宿するオクタラ・ロッジはグレード的に中級だが、限りなく上のほうではないだろうか。プールまで付いて大変美しい施設である。

 さあ、荷物を下ろしたら、いよいよサファリに出かける。

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