ベトナムの就業規則といえば、「政令05/2015/ND-CP」27条所定の5項目の労働規律の内容を想起します。現にほとんどの企業の就業規則も、このいわゆる「法定5項目」を中心に作られています。ここに大きな罠があります。企業の経営実務においては「法定5項目」よりも重要な事項が数多くあるのに、それらが見落とされてしまっているのです。
就業規則は企業の経営・労務管理の基盤を成し、企業の基本法であるだけに、その中核的な重要性は言うまでもありません。では、ベトナムの経営現場に適合する就業規則とは何か。本セミナーの第1回は、まず基本原理、基本知識という俯瞰的・総論的なところから入り、第2回では、規則制度各章（各制度）の重点作成要領というディテールを取り上げ、分かりやすく解説してまいります。
8月2日（木）、ハノイ開催「失敗しないベトナム就業規則の作り方（第２部）～各制度の重点作成要領」
【予定主要内容】
● 人事管理制度～採用から離職までの標準化
● 勤務時間と休暇制度
● 職場勤務紀律
● 職位任期制度
● 賃金と福利制度
● 業績考課制度
● 教育と養成研修制度
● 労働安全衛生と品質管理制度
● 知財権・秘密保持制度
● 出張と旅費制度
● 奨励と懲罰・賠償制度
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