ペナン食い倒れ日記(1)~350キロ走破して目指す美食の街

 8月12日(日)早朝7時過ぎ、車を運転してクアラルンプールを後にする。お盆休みを利用して3泊のペナン食い倒れツアーに出かける。

 350キロの距離は休憩を入れて4時間で走破し、昼前に海峡大橋を渡ってペナンに到着。早速街で第1ラウンドの食事を済ませ、ホテルにチェックインする。今回食べることが目的なので、宿泊はビーチでなく、ジョージタウンの中にあるエディソン・ホテルにした。ホテル真ん前の広い平置き駐車場も入出庫の利便性が高い。

 そもそも、ペナンは飛行機で行っても良かったが、あえて車にしたのはいくつかの理由があった。

 まずは全体的移動時間は、飛行機もドアツードアで3時間以上かかるため、自動車のそれと大差がない。次に車の場合、荷物の制限がなく自由度が高い。丁寧な荷造りも必要ないし、買い物も気を使うことなくどんどん積めるのが便利だ。

 最後の目的は、運転。私は運転が好きではないので(飲むことも一因)、普段の外出はもっぱらグラブ・タクシーに徹している。マレーシアに移住してから買った新車は4年半以上経過してもまだ走行距離が5000キロ弱、年間1000キロしか走っていないわけだ。いろんな方に笑われている。

 愛車愛車、みんなそういうが、私は車に対する愛情表現が著しく不足していた。少しでも愛車と呼べるためにも、旅に出るのが一番だと思った。

<次回>