第2ラウンド。日曜日、ペナン到着初日の夜。ニョニャ料理店の「Perut Rumah」に出かける。
「まるでプラナカンの世界にタイムスリップしたかのような感覚」と紹介しているのが観光案内文であって、行ってみるとやはり基本的に観光客や接待向けの店構えだった。私が求めていたドロドロなローカルムードはあまりない。洗練されすぎたのだ。
料理も無難なものが多い。ビネガー豚足で有名な「Too Kah Chor」はまずくないが、特に印象に残るようなものではない。もともと酸味系料理が苦手な私はむしろ、オーソドックスな醤油煮込みがありがたい。
「Gulai Tumes」(魚カレー)はいかにも南洋的で美味しかった。いずれも、ご飯に合う料理ばかりなので、軽くビール1杯飲んで、ご飯を頬張る、というような夕食であった。
ご馳走様でした。