沼津食い倒れ日記(8)~生げその刺身と寿司食べ比べ

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 9月3日(月)、わずか1泊の沼津滞在。夕食は駅から徒歩10分ほどの住宅街にある寿司店「山正」(やましょう)で取る。

 食い倒れツアーの一番の難関は献立を決めることだ。限られる胃袋に最適な品をいかに選定するか。あれもこれも食べたいと手当たり次第注文してはダメ。あっという間に満腹になり、本当に食べたいものが食べられなくなってしまう。故に「戦略的な全局観」が欠かせない。

 寿司屋の場合はまずは切ってもらう。本日の盛り合わせといっても、客の好みやリクエストで品目を調整してくれる店がありがたい。昼食に食べ損ねた金目鯛を注文すると、快諾。

 盛り合わせも全品目合格。特に、生げそがうまい。イカの場合、胴体よりも触手、つまり獲物に巻き付いたり伸び縮みしたりするために筋肉が発達している。新鮮なイカのげそほどうまいものはない。ねっとり感とコリコリ感が渾然一体となってたまらない。

 刺身で食べた中からセレクトされた品目を握り寿司にしてもらう。職人のお勧めよりもまず「自分のお勧め」を優先する。本日は当然、生げその握り。ただ刺身に比べるとやや遜色有り。細かい部位の選び方の問題か切り方の問題か、深く追及するつもりはないが・・・。

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