コロナ後の航空市場は「半滅」、需要大幅減で吸収合併やリストラへ

 著名投資家ウォーレン・バフェット氏はコロナ感染拡大によって「世界が変わる」として、保有していた米航空株を全て売却した。

 バフェット氏が売却したデルタ航空の株価を見ると、この3か月で6割以上も急落した。これだけ値が落ちた株を売るとは、何を意味するか。通常の損切りとは思えない。株がいずれ紙屑になるリスクが見えてきたからだろう。

 肌感覚だが、コロナ後の航空市場は半分程度に萎縮するのではないかと。航空機の大量売却と航空会社の合併が時代の流れ。売り手市場のパイロットも年俸カット、CAやスタッフのリストラ、いずれも避けられない。

 予言よりも、1つの選択肢として、日本の場合、JALとANAの合併(ANAは吸収されるほう)と再(準)国有化も検討に値するだろう。

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コメント: コロナ後の航空市場は「半滅」、需要大幅減で吸収合併やリストラへ

  1. たしかにコロナ後に世界の旅客需要が半減すると言われている世界の航空市場において、日本にナショナルキャリアが二社存続できるのか、あるいは必要なのか、議論のあるところだと思います。JALは国際線、ANAは、国内線と棲み分けるのか、先祖返りしてJALは、再び国策企業化するのか、欧州の航空企業のケースも参考にして、航空産業の場合は、やはり経済合理性だけではなく、安全保障上の観点からも産業再編について真剣に検討する時期に来ているのではないかと思います。

    1. コメントいただき、ありがとうございました。航空旅客需要の「半減」はあくまでも、私自身の肌感覚ですが、市場の萎縮は間違いないようです。私自身も、出張や旅行の見直しが入り、今後Webセミナーや相談、テレワークを中心に移行していくつもりです。

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