コロナの神様、人類にどんなメッセージを送っているのか?

 マレーシアのMCO(ロックダウン)で、旧正月連休はどこにも出られない。旅行の計画もすべてキャンセル。周りの華人たちは、「拝年」が(新年の挨拶回り)できないことで、ぶつぶつ文句を言っている。

 Web拝年をやればいいといったら、紅包(ホンパウ)ことお年玉も電子マネーで済ませられる。実に味気ない世界になってしまったものだ。

 繰り返してきたように、どうも、コロナは神様が地球に送り込んだメッセンジャーとしか思えない。中国語で「瘟神」というが、疫病をはやらせる伝説中の神、厄病神も立派な神様だ。しかし、どんなメッセージを送ろうとしたのだろうか。

 「人間どもよ、お前らはやり過ぎ。面白過ぎるくらいに地球が変身したのも、お前らのせいだ。しばらく自粛しろ」

 自粛はいいが、消費活動が停滞すると、経済が回らなくなる。不要不急の活動をやめ、生存するうえで必要最小限の活動にとどめようとなると、経済が崩壊する。正確に言うと、貨幣経済だ。

 貨幣がなければ、人々が必要な生活用品を物々交換して暮らす。そこで産業構造が一変する。農業と工業従事者人口が大半を占めることになる。サービス業、つまり第三次産業が繁盛しすぎたのだ。神様が第三次産業を狙い撃ちしている。

 もしや神様が地球上の産業構造を変えろと言っているのかもしれない。さあ、農地でも買おうかな。でも、貨幣がないと、農地も買えないけれど……。

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