ミャンマー政変、軍政が本当に悪いのか?

 ミャンマー政変のこと。繰り返しているように、私は軍政を支持している。それは、通説と逆の仮説を持っているからだ。

 スーチーが独裁化すれば、中国の忠実な手先になる。しかし、牽制役の軍が邪魔だ。軍の後見人役を解消するために、憲法改正が必要。いよいよスーチーが第2任期に改憲に乗り出そうとしたのを見て、もうこれはやらざるを得ないと軍が判断した。

 これが私の仮説。そういう意味で軍政がアンチチャイナの原点をもっている。ただそれは明言できない。もちろん、ミャンマー国民はそんなことを理解しないだろうから、上辺の民主主義に騙されている。民主の仮面を被ったスーチーがもっともたちが悪い。

 だから、民主化運動として、ミャンマーと香港とを同次元で語れない。動乱平定は止むを得ない。軍政制裁を日本がやるべきではない。逆に新ミャンマーの建設に協力し、中共対抗の最前線を陣地確保すべきだ。

 さらにいうと、ミャンマーの問題、特に民族間の問題が錯綜している。今回の軍による政変も、決して単純な民主主義云々で片づけられない。

 ミャンマーの場合、人口の7割を占めるビルマ族が恒常的な排他性を見せている。ムスリム、ロヒンギャ問題だけでなく、たとえ同じ仏教で、ビルマ語を母語とする華人であっても差別、排除されてきたという(3月5日付ラジオ台湾インターナショナル記事『ミャンマー民主化を阻害するもう1つの大きな山は、国家種族主義』)。

 外部の問題も大きい。軍政によるデモ隊に対する鎮圧を「まるで天安門広場」とする批判も見受けられる。しかし、結局天安門事件の後、何があったかというと、諸外国がどんどん中国に投資してきたのではないか。それで独裁や強権、弾圧がなくなったのか?国際社会は本気で人権や民主などを考えているのか?結局、経済的利益だけではないか。

 偽善と真利、いつまでも変わらない。ミャンマー国民も目覚めたほうがいい。無意味な犠牲をやめたほうがいい。軍政の言い分も聞いてやろう。選挙不正があったというのだから、証拠を見せてもらおうではないか。

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