ビーチで読書、今回はこの二冊。
「立花さんは、仕事と休暇がはっきり切り替えできていて羨ましい」
休暇中に、お客様からこのようなメールを多数もらっている。正直にいうと、何もしないのがリゾートと豪語しながらも、実は夜に、部屋で業務メールを処理したりして・・・仕事から100％脱出することができていないのが現状。
昼間は、ビーチで、読書と人間ウォッチングに徹している。疲れたら昼寝と水泳。ホテルからは一歩も出ない。
オイル塗りその1、塗らなきゃ焼けちゃうわよ
まず、読書だが、一日120～150ページが平均ペースで、1週間のリゾートは通常2～3冊を読破する。本の内容は、大抵法律専門書1冊とほかは少々軽めの人事労務または経営戦略実務書1～2冊。私は、小説をまったく読まない。
次、人間ウォッチングもコンサルタントにとって欠かせない訓練の一つである。心理学、集団・組織行動の研究材料となる。今回のリゾート中に、自分に与えた研究課題は下記の二つ。
オイル塗りその2とその3、色々なパターン
一つ、リゾート客の日焼け止めオイルの塗り方。
オイル塗りは、背中の部分だけは誰かに塗ってもらわなければならない。すると、依頼する人と依頼される人、塗る人と塗られる人の行動に色々なパターンがある。インタラクティブな社会活動として、とても面白い。また別の機会で紹介する。
もう一つ、リゾート客を相手にする物売りの売り方と集団・組織行動
地元の物売りにとって、リゾート客は最大な顧客である。商品の構成、商品の見せ方、声のかけ方、セールストークの仕掛け方、値引き交渉のやり方、そして売れるか売れないかの結果、あとは売り子たちの組織構成、協力体制、競争対策・・・バリ島の物売りは多彩である。更紗製品、民芸品、凧、入れ墨、ウォータースポーツなどなど。これも、後日別の機会で紹介する。
ビーチの物売り、なぜかまったく売れない更紗と凧
ということで、休みは、次なる仕事のための充電として、なるべく効率の良い充電になるようそれなりに工夫している。