鳩山さんは辞めた。
2009年8月30日、歴史的政権交代。民主党が115議席から308議席へ躍進、民主政権が誕生。日本国中に歓声が巻き起こるなか、翌日の8月31日に、私はブログで、「2009年08月31日 腐った肉と正体不明な魚、政権交代のための政権交代か」を書いた。以下一部抜粋する。
「肉と魚しかない。肉が腐りきっていることだけは分かっている。魚の状態は未知で、あまり良さそうにも見えない。・・・有権者を喜ばせるようなことばっかり言って、国家戦略は見えない。・・・鳩山政権の支持率は、1年以内にどん底行きだろう。・・・『圧勝』は、選挙の結果に過ぎない。『圧勝』が『惨敗』になる」
不幸にも、私の予測がすべて的中した。内閣発足して8ヶ月半の退陣、1年以内の短命内閣になった。
笑っても泣いても鳩山さん(09年8月と10年6月ニュース写真)
民主党と自民党のどこが違うのかという質問に、党名だけが違うという私の答えは正しかったようだ。これから、民主党の誰が首相になろうと、どんな新党が政権を奪取しようと、日本は変わらないだろう。日本を変えるにはいくらでも方法がある。
法人税の引き下げ、
消費税の増税、
子ども手当の中止、
羽田空港の国際化の加速と規模拡大、新幹線・羽田空港駅の新設(品川→羽田→新横浜)
沖縄・普天間基地の維持、沖縄特別法・特別税法の立法による全島オフショア化、法人税ゼロ化、
北海道ニセコの「中国人リゾート村」建設、中国人リッチ層の誘致、
日本国移民法の立法と移民受け入れ規制緩和(決して外国人参政権ではない)、
農業法人政策、高付加価値農産物の海外市場(生産も)参入・・・
けれど、このような政策(一部奇策)を打ち出したら、多くの有権者から票を取れるのか。かなり悲観的だろう。だから、いまの日本では、だれが政権を担当しても大きな変化はないだろう。