お見事!マレーシア式パーティーの素晴らしさ3選

 10月25日(水)、マレーシア商工会連合30周年記念パーティーに招かれ、出席した。色々と驚いたりすることがあったので、共有したいと思う。

 まず、驚いたことに、私は案内状に書かれた通りの時間に会場に到着してみると、まだ誰も来ていなかった。最終的にもちろん予定よりだいぶ遅れて開会。「今日の渋滞は特にひどいよね」と、みんな口を揃えての「集団正当化」が微笑ましい。遅れながらも、会のプログラムは予定通りに終了。元々参加者の遅刻を折り込んでプログラムが組まれていたのだった。お見事!

定刻着席

 次に驚いたことに、マレーシア商工会と言っても、参加者のほぼ98%以上が華人だった。後から聞いた話だが、会員構成もほとんど華人経営者だと。当日の会は基本的に中国語と英語で行われ、マレー語の出番はほぼなし。出席者の会話も、中国語(北京語)中心。華人がマレーシア経済を牛耳っていることを示す象徴的な事象といえる。お見事!

ネットワーク拡大

 さらに、驚かされたことがある。当日マレーシアの副首相も出席するなか、イスラム教国家らしくアルコール類を出さないことになっているが、気が付いたら、一部特定のテーブルに特別の差し入れでお酒が密かに登場。案内状に書いてあるのは「アルコールを提供しない」であって、「禁止」ではない。従って、「持込み」というオプションを否定・排除したわけではない。お見事!

アルコール登場

 いろいろと驚かされたりしながらも、大変勉強になった。

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