10月17日(月)、上海ガーデンホテルで「外国人社会保険義務化確定と最新労務事情セミナー」。
外国人社会保険の加入は、罰則付きの強制義務で確定された。「加入」と「納付」の義務化は明確になったが、「給付」の詳細について不明のままになっている部分が多い。義務を果たしても、権利はどうなるの?
まあ、いかにも中国らしい。
香港の新聞を見ると、外国人社会保険(香港人も対象)に対して悪評が目立つ。15年も中国で勤務する外国人はどのくらいいるのか、現在の在住外国人の中の何パーセントを占めるのか。どう考えても合理性に欠けている。
もちろん、中国にはちゃんと中国のロジックがある。理解できなくもない。コンプライアンス重視の日本企業は文句を言いながらもせっせとお金を準備して払うだろうし、中国もこれを知っているのである。
順法コストが高いのである。時には違法コストよりも高いのである。