全面スト突入の裏に隠された真実、一方通行の情報指令系統障害が怖い
S. Tachibana
ある夜、20時前、夕食の食卓につこうとすると、私の携帯に緊急コールが着信した。上海郊外にある顧客企業A社からの電話だった。A社の製品は、世界でも有名なブランドだ。 「大変だ。工場のある生産ラインで…
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中国の「幼稚現象」、良し悪しは各人の判断
S. Tachibana
二審上訴。裁判所から開廷通知が届いた。遠隔地のため、1泊出張を余儀なくされる。法廷の日は変えられないので、私と弁護士の前後の予定がすべて狂ってしまった。事務局が慌てて各社と日程調整に入った。3月いっ…
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【判例】有給休暇日数の付与基準と買取計算問題~上海市とアモイ市判例
S. Tachibana
【判例1】上海市・黄さん事案 2006年1月、黄さんは上海にあるブライダル会社に就職した。黄さんと会社は労働契約を締結し、黄さんは倉庫管理を任されることになった。その後、2007年度の約定月賃金は1…
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ストをどう止めるか、関心高い日系対象に広州セミナー開催へ
S. Tachibana
本日8月31日(火)午後の広州セミナー、「【広州会場】人件費高騰時代のスト・賃上げ対策&広東省企業民主管理条例(草案)解説セミナー」は、定員12名とこじんまりとした会場で、対話式にしようと考えたが、…
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誠実に生きよう、労働裁判になぜ勝ち続けられるか
S. Tachibana
「申立人のすべての申立請求を棄却する」 「申立人のすべての申立請求を棄却する」 「申立人のすべての申立請求を棄却する」 当社が担当したK社A氏、B氏、C氏三人の労働仲裁、いずれも会社の完全勝訴…
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中国でのストライキ対処鉄則10か条
S. Tachibana
中国でのストライキ対処鉄則10か条を掲載しよう。 その1. 企業は、毅然として立ち向かう。 その2. ストライキ発動の労組代表、従業員代表を見つけて会話を行う。 その3. 企業は、是正すべきと…
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裁判官の老婆心、異例の嘆きと説教で企業は動くのか
S. Tachibana
今朝8時30分、A社の労働裁判で、上海市B区人民法院に弁護士と出廷。昨夜22時過ぎ、当社の弁護士は広州でC社の労働裁判を終え、上海に帰着したばかりだった。A社仲裁で敗訴した従業員があきらめずの上訴。…
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緊迫!スト前線北上中、「2割3割あたり前!」の修羅場
S. Tachibana
ストライキは、全国規模に蔓延している。ついに身近な当社顧客企業からも、本日、ストライキ突入の緊急コールが入った。 ホンダ中国は当初の妥結ラインの24%にさらに上乗せ、33%にまで賃金を引き上げた。…
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ホンダ中国スト、日本本社主導体質の脆弱さ露呈
S. Tachibana
「解決策はなお見出されていない」 ホンダ中国のストで、完成車を生産するホンダ系中国4工場(うち東風本田汽車は稼働中との報あり)の操業が止まっていることについて、東京のホンダ本社はこう回答した(5月…
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