積丹と小樽の旅(2)~鮑料理は香港人客に大人気、小さな宿の不思議
S. Tachibana
<前回> みはらし荘の食はなかなか悪くない。季節最後の海胆もありがたいが、何よりもこの宿はアワビ料理が看板のようだ。 当日の宿泊は、あと香港人の1組だけ。アワビといったら、香港人のウケが抜群に良い…
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ロブスターの悲鳴、大口顧客や単一市場の事業リスクを再認識せよ
S. Tachibana
ロブスターが悲鳴を上げている。というわけではないが、アメリカのロブスター漁養殖業者が米中貿易戦争で大打撃を受け、悲鳴を上げている。 昨年(2018年)7月に中国が米国産ロブスターの関税を引き上げた…
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誤認と濫用、「日本の良さの発信」
S. Tachibana
「日本の良さを世界に発信する」。――美名のもとで海外へ進出した日系企業が次から次へと敗戦を喫している。海外経験の長い某日系流通業のベテランがこう評している――。 「日本からの付加価値の押し付け。日…
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配給制再来か?国民食の豚肉が食べられなくなる日
S. Tachibana
中国人民の「国民食」といえば、豚肉。しかし、豚コレラの影響などでこの豚肉の価格が急騰している。 豚肉の供給が急減しているだけに、市場メカニズムによる価格急騰は避けられない。一部の地域ではすでに豚肉…
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高島屋は中国撤退を撤回~何があったのか?どうなるのか?
S. Tachibana
世にも奇妙な物語があるものだ。 「撤退は止めた」。――高島屋上海店は突然、8月25日に予定されていた閉店と中国撤退を撤回した(撤退関連の記事:『中国側から見た、上海高島屋の撤退』)。前代未聞のどん…
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豚肉奪い合い合戦、米コストコ上海店開業日の大繁盛ぶりは続くか
S. Tachibana
米会員制量販卸売大手のコストコ(Costco)が8月27日、中国・上海に初の実店舗をオープンした。初日の開店セールでは米国製品を求め、客が殺到したため、この日は営業時間を切り上げて閉店する羽目になっ…
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「NOBU」の和風月餅、生命力とサバイバル力の野獣讃歌
S. Tachibana
「NOBU」クアラルンプール店では、中秋節に合わせて「月餅」を売り出した――。緑茶、さくら餅、みそ卵黄やわさび卵黄……。代表的な中華菓子にこれだけ和の要素やフレーバーを融合させ、高い付加価値を付けた…
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【時事解読】外資小売軒並み苦戦、中国贅沢品消費市場の傾向
S. Tachibana
中国国内市場は低迷している。これはすべて米中貿易戦争のせいにしてはいけない。早くも数年前から中国市場が怪しくなり始めたところで、何があったかと言うと、富裕層が貧しくなったわけではない。金があっても使…
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