【Wedge】アフリカでの日中ビジネス戦(後編)
S. Tachibana
<前編> ● 論理的な誤認 「中国人の方ですよね」。――ビクトリアフォールズ国際空港の出発保安検査場では、たまたま前に並んでいた白人夫婦と目線が合ったので、「ハロー」と私が会釈すると、紳士のほうが親し…
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【時事解読】ゴーン王国崩壊(3)~ルサンチマンに遡源する復讐情念
S. Tachibana
<前回> 「制裁願望」をくすぐるのは無論メディアである。週刊誌や最近一部週刊誌化した報道機関も視聴率やなんとか率という商業目的で動き出す。誤解のないようにお願いしたい。私はこれらの現象を批判している…
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【Wedge】アフリカでの日中ビジネス戦(前編)
S. Tachibana
居住地のマレーシア・クアラルンプールからは、乗継ぎの時間も入れると22時間。やっと地球のほぼ裏側にたどり着く。今回の南部アフリカの視察先は、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナ、そしてザンビアの4か国。目…
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【時事解読】ゴーン王国崩壊(2)~「みんな」と「制裁願望」
S. Tachibana
<前回> あるゆる成功は必ず「みんなが頑張ってくれたおかげです」という日本的な低姿勢が求められる日本社会においては、ゴーン氏の異色の存在と振舞いは日産社内のみならず、日本社会全体との非親和性、いやミ…
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【時事解読】ゴーン王国崩壊(1)~独裁者の功罪と日産の蘇生
S. Tachibana
ゴーン植民王国から、日産自動車は見事に独立を果たした。これからの日産は「日本的経営」に戻るとすれば、グローバル競争を勝ち抜くことができるのだろうか。という懸念がある。しかし、私は別の懸念をもっている…
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話題の本「日本国紀」、読後ならぬ未読感想
S. Tachibana
予想通り、一大センセーション巻き起こす「日本国紀」は早速も賛否両論に分かれた。 私はこの本、買っていない。買うつもりもない。あまりにもあまりにも、膨大な内容を一冊に納めても、私自身の消化能力がとて…
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【時事解読】「前科一犯」の外国人と「正義」社会の日本
S. Tachibana
日産のゴーン会長が逮捕された。一連の報道を精読していると、いくつか疑点が浮上した。 まず、必ずしも「脱税」とは限らない。容疑は脱税ではなく、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)。一部の報…
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JETROエコシステムツアー(1)~スタートアップ企業を育てる施設と制度
S. Tachibana
11月15日(木)、ジェトロ・クアラルンプール主催の「Bangsar Southエコシステムツアー」に参加。 Bangsar Southは近年開発されたばかりのエリアでフィンテック、ビッグデータ、…
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【時事解読】日航副操縦士ロンドン飲酒事件、組織の牽制機能なぜ作動しないか?
S. Tachibana
日航の副操縦士が大量飲酒後に飛行機に乗り込み乗務に就こうとしたところ、英国の警察当局に逮捕された。人間個体の不始末(違法行為)よりも、組織の牽制効果の不在という問題がはるかに重いように思える。 生…
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