ベトナム労働法制度と企業の「人事権」(10)~賃金構造多重化における「雇職分離」
S. Tachibana
<前回> 前回は、「動静分離」の原理を財務の角度から分析した。固定費であるはずの人件費を、その一部だけでもなるべく変動費にシフトしていく必要性を説明した。今回は、その方法論として、賃金の多重構造化の…
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ベトナム労働法制度と企業の「人事権」(9)~賃金構造における「動静分離」原理
S. Tachibana
<前回> 前回は、長期取引における「静」と「動」の関係を取り上げ、航空運賃「燃油サーチャージ」の例から、賃金構造も「動静分離」の多重層に分割して対応することの必要性を解説した。今回からは、「動静分離…
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ベトナム労働法制度と企業の「人事権」(8)~賃下げができない
S. Tachibana
<前回> 前回は、ベトナム法による企業の「人事権」への制限に触れ、初期労働契約に「人事権」に係る内容を一旦約定すれば、後日企業が「人事権」を発動したい場合、労使双方の合意による労働契約の変更が必要と…
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ベトナム人研修、レポートよりも「私はこう変わる」というコミットメント
S. Tachibana
9月25日(水)。ベトナム人研修、「顧客・上司・相手期待以上」を目指した「働き方」の基礎スキル。 2015年から始まったベトナム人研修だが、少しずつやり方を変えてきた。今回からは研修フィードバック…
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ベトナム労働法制度と企業の「人事権」(7)~ベトナム法による人事権制限と否定
S. Tachibana
<前回> 前回は、ベトナムにおける「解雇権」の喪失リスクとその深刻な影響を解説した。「解雇権」、または「人事権」、どれか一つの権利さえ保有していれば、人事労務管理を円滑に行うことができる。たとえば、…
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ローカルな1日、ベトナム鍋とマッサージとベトナム式焼鳥
S. Tachibana
9月24日(火)、ハノイ出張継続中。昼食はベトナム鍋。野菜たっぷり! 夕方18時からは、マッサージ。Omamoriという店は悪くない。 マッサージの後は、「焼鳥横丁」Lý Văn Phúcでベト…
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ベトナム日本人材協力センター(VJCC)訪問
S. Tachibana
9月24日(火)、ベトナム日本人材協力センター(VJCC)グエン・ティ・ヒエン所長へ表敬訪問と情報交換。 VJCCは、日越両国政府の合意のもとで設立された人材育成機関である。ベトナム経営人材の育成…
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ベトナム労働法制度と企業の「人事権」(6)~ベトナムで解雇権を喪失したとき
S. Tachibana
<前回> 前回まで述べたとおり、現行のベトナム労働法に規定されている解雇における過酷な立証責任は、実務上の解雇手続をほぼ不可能な状態に陥れている。それ故に、最終的に示談などの法外解決によって、金銭を…
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▶【ビデオ講座】ベトナム労務管理トラブル・実務事例学習会(第3部)(V225)
S. Tachibana
労務管理、在ベトナム日系企業の日本人経営幹部がこれほど苦労しているものはありません。日々相談してくる内容を見ても肌で感じます。多くの疑問やトラブルの事例には実は共通しているものが多い。Q&Aや事例を…
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