ベトナム人研修、レポートよりも「私はこう変わる」というコミットメント

 9月25日(水)。ベトナム人研修、「顧客・上司・相手期待以上」を目指した「働き方」の基礎スキル。

 2015年から始まったベトナム人研修だが、少しずつやり方を変えてきた。今回からは研修フィードバック形態の変更(提案)である。ほとんどの日系企業では、派遣された受講生に研修後レポートの提出を求めている。形式化した事務作業になれば、単なる時間と労力(コスト)の無駄になる。

 研修レポートは何を勉強したかの総括だが、それよりも、この研修を受けて自分がどう変わるかというコミットメントを、取り付けたほうがよほど実効的ではないか。研修はあくまでも手段であり、目的は「変化する」「進化する」ことだ。目的と手段を取り違えてはならない。

 と、各社受講生の日本人上司にもこれから説明する。世の中が変わった。点数は役に立たなくなりつつある。私も講師としてただ教えるだけでは存在価値がない。受講生が確実に変わること、企業への貢献を増大させること、企業に対するコミットメントが欠かせない。

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