朴前大統領逮捕、女性リーダーにまつわる話

 今朝、韓国・朴槿恵前大統領が逮捕された。そこで朴氏とミャンマーのスーチー氏の比較を、本日のコラム(対顧客有料情報)に取り上げてみた。犯罪容疑での逮捕を除いて、意外にも両氏にいろいろと類似点があって・・・。

 ブログでは、有料域とはちょっと違う視角を取ってみたい。

 複数の女性リーダーをネガティブに取り上げたからといって、決して女性を差別するつもりはない。ただ男性と女性の違いは否定できない事実である。

 日本の民法第2条では、「両性の本質的平等」と定められている。両性の本質的平等を裏返せば、男女の間に存する差異を認めることになる。差異は差異として認めるべきであり、価値の上下をつけないことが法の趣旨である。

 では、国家のリーダーには女性が向いているかというと、この命題それ自体が成立しない。上記の両性差異の一般論とまったく違い、国家リーダーは個人ベースの話であり、結果的に「ヒト」ではなく「コト」で結論付けることになる。

 昨今のアジアも、台湾や韓国のように、女性リーダーがどんどん生まれる時代である。日本も近い将来に女性首相の誕生があってもいいと思うし、いや是非そうなってほしい。

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